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2022/09/23 13:43
なんだか急に涼しく秋らしくなりましたね。骨壺カバーの新作を6点ご紹介します。
まずはリバティプリント生地のものを2点。リバティはやっぱりさすがなのです。色使いもとびきり美しいし、繊細な絵柄が芸術品のようで眼に楽しく、ついつい延々と眺めてしまいます。
「森のともだち」
ペン画のような繊細なタッチで描かれた動植物。絵柄のかわいらしさと相反して配色は抑えめなところがさらにすてきです。
白地にパープル、ブルー、ブルーグリーンのグラデーションにブラウンやピンク、グリーンなどがさし色のように効いています。
リボンはアイスブルー、裏地はアイスブルーと白のストライプ。赤ちゃんのベッドリネンを連想して選びました
「チューリップ」
水彩のようなタッチで描かれた色とりどりのチューリップの原っぱ。空いっぱいの風船のようにも見えます。
赤、オレンジ、ピンクの濃淡、黄色、グリーン。目にぱっと明るくて、子犬に会った時のように明るい気持ちになって手に取りました。
リボンは花のうちの一色のベージュピンク、裏地はベージュピンクと白のギンガムチェックです。
そしてドットのものを2点。
「ホタル」
夕闇のような明るめの藍色地に生成り色のドットが点々と広がっているさまがホタルのように見えて、なんだか懐かしいような気持ちになりました。
なぜホタルを見るともう会えなくなった相手を思い出すのでしょう。光源氏が亡き紫の上を想って口ずさんだのも「夕殿に蛍飛んで」という漢詩の一説でした。
CHECK&STRIPEさんの上質なコットン生地。サテンの裏地とリボンは真っ白ではなく真珠色を選びました。
「チョコレートの箱」
人生はチョコレートの箱よと言ったのは、フォレスト・ガンプのお母さんだったかな。素敵な言葉です。
グレーがかったベージュのしゃきっとハリのある麻生地、同じくグレーベージュのリボン。裏地もグレーベージュと白のストライプです。
シンプルで大人っぽいのにどこかかわいらしくて、かつてニューヨークにあった老舗百貨店ヘンリベンデルのイメージで作りました。
旅立った子を慈しむ思いと好きなものワクワクするものを楽しむ気持ちは相反するものじゃないと思うのです。
最後はいつもと路線の違う2点のご紹介です。
インドのさらっとしたコットン、ハンドブロックプリント生地をカットして24枚はぎに縫い合わせました。2点とも3種類の生地の組み合わせです。
「インディゴイエロー」
こちらはイエロー地にターコイズの花柄。明るいブラウン地に山吹色の花柄。インディゴ地にイエローの花柄。
裏地は先染めのブルーのストライプ、リボンの代わりに明るいブラウンの紐を使いました。
「インディゴレッド」
こちらはテラコッタに近い赤地にベージュの花柄。インディゴ地にテラコッタとベージュの木の柄。明るめのインディゴ地にテラコッタとベージュの花柄。
裏地は先染めのブルーのストライプ、リボンの代わりにブルーグレーの紐を使いました。
以上6点、どれもデリケートな骨壺を優しく包めるようにどのお品も中綿入りでふっくらと仕上げてあります。もしよろしければ詳細もご覧ください。