月猫堂定番の骨壺ケースはもともとは生成りの生地のみでした。

でもある日、鎌倉の生地屋さんで美しいインポート生地の数々をあれこれ手に取っていた時、ふと思いました。

白地にこだわらず、大好きなあの子のように明るい色やかわいい模様の生地で作ろう。

そして美しいフラワープリントをいくつか選び、大事に抱えて帰りました。

そんな風に生まれたプリントのシリーズです。今回は新作を３点ご紹介いたします。
 

まずはウィリアム・モリスの生地を２点。

 １点目は「兄弟うさぎ」。

こちらはわずかにくすんだ水色の地に白で描かれた草花とうさぎの兄弟。

リボンは水色、裏地はアイボリーとベージュのストライプコットンです。

もう1点は「ルリハコベ」。

ダークブラウンの生地にくすんだグリーンとベージュの葉、そしてブルールリハコベの花。

リボンと裏地のサテンも水色です。

２点とも洗練と温かみを併せ持ったインテリアファブリックで、お部屋にしっくりなじみます。 

そして最後の１点は「月の音」。

こちらはチャコールグレーのスラブコットン生地にグレーの糸でふっくらと月のような円が機械刺繍されています。

規則的に並んださまを見るとなんだか鼓動が聞こえるような気がしました。

もしかして月ではなく、生まれ変わる準備をしている愛しいあの子の鼓動だったりして。

リボンと裏地のサテンは真珠のようなアイボリーです。

どの作品もオプションでお名前刺繍をおつけします。

以上３点、もしよろしかったら作品ページにて詳細をご覧ください。

さて、今年も１年、みんなそれぞれがんばって生きましたね。本当におつかれさまでした。

身体を冷やさないように暖かくして、どうぞ良いお年をお迎えください。